最近は、マツエクやパリジェンヌなど、まつ毛を魅力的に見せてくれるアイラッシュ技術のバリエーションが増えてきています。
そのため、「マツエクとパリジェンヌのどちらを選べば良いの?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、マツエクとパリジェンヌの違いについて徹底解説していきます。
それぞれのメリットやデメリット、どんな方におすすめなのかについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
マツエクとパリジェンヌの違い
まずは、マツエクとパリジェンヌの違いについて説明していきます。
マツエクとパリジェンヌの一番大きな違いは、エクステを装着するかどうかです。
マツエクは、地まつ毛に専用のグルーを使ってエクステを装着する施術です。
人工まつ毛をつけるため、地まつ毛の長さや量に関係なく、ある程度自由にデザインを選ぶことができます。
一方、パリジェンヌは根本から80度にグッとまつ毛を上げ、まつ毛にカールをつけていくアイラッシュ技術です。
まつ毛パーマの一種なので、地まつ毛を活かした施術となります。
日本人のまつ毛に合うように考案されているので、ナチュラルさを残しつつ目元を魅力的にみせてくれますよ。
マツエクのメリット
ここからは、マツエクとパリジェンヌのメリットについてご紹介します。
まずはマツエクのメリットについて解説していきます。
メイクが時短になる
二つ目のメリットは、メイクが時短になることです。
マツエクを装着すると、基本的にビューラーでまつ毛を上げたりマスカラを塗ったりする必要がありません。
そのため、毎日のメイクが格段と楽になります。
パリジェンヌの施術の場合は、地まつ毛自体をボリュームアップするものではないので、ビューラーの手間は省けてもマスカラは塗る必要があります。
メイクの時間をより短縮させたい場合は、パリジェンヌよりもマツエクの方がおすすめですよ。
パリジェンヌのメリット
続いて、パリジェンヌのメリットについて解説していきます。
地まつ毛が痛みにくい
一つ目のメリットは、地まつ毛が痛みにくいことです。
パリジェンヌの施術では、ダメージがかかりにくい化粧品登録された薬剤が使用されています。
そのため、従来のまつ毛パーマと比べて、地まつ毛への負担を抑えながらまつ毛のカールを楽しめるという特徴があります。
まつ毛へのダメージをなるべく抑えたい方は、パリジェンヌの施術を検討してみてはいかがでしょうか。
マツエクとの併用可能
二つ目のメリットは、マツエクとの併用が可能な点です。
パリジェンヌは、真っ直ぐまつ毛を立ち上げるため、マツエクと合わせて楽しむことができます。
そのため、もしパリジェンヌの施術後に「物足りない」と感じた場合でも、マツエクを装着することが可能です。
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まぶたのリフトアップ効果がある
三つ目のメリットは、まぶたのリフトアップ効果が期待できる点です。
パリジェンヌは、まつ毛を根本から立ち上げるため、自然とまぶたがリフトアップされます。
反対に、マツエクはまぶたが垂れてしまう危険性があるので、「まぶたが下がってきている」とのお悩みを抱えている方にはパリジェンヌの方がおすすめですよ。
マツエクのデメリット
ここからは、マツエクとパリジェンヌのデメリットについてご紹介していきます。
施術メニューを決める際は、デメリットもしっかりと把握した上で検討しましょう。
それでは、まずはマツエクのデメリットについて解説していきます。
モチが悪い
一つ目のデメリットは、モチが悪いことです。
パリジェンヌが1ヶ月から1ヶ月半ほど持つとされているのに対し、マツエクは3〜4週間ほどの持続力だといわれています。
そのため、こまめにサロン通いできる人でないと綺麗な状態をキープするのは難しいでしょう。
サロン通いの回数を極力減らしたい方や、こまめにメンテナンスする時間を確保できない場合は、マツエクの本数を増やしたり、バインドロック、Ledilash®︎など持ちの良いメニューを選ぶのがおすすめですよ。
施術前にアイリストさんに相談の上、メニューを決めてくださいね。
デザインによっては地まつ毛へ負担がかかる
二つ目のデメリットは、デザインを間違えると地まつ毛やまぶたに負担がかかってしまうことです。
その結果、地まつ毛の状態に応じた長さ、太さ、メニューを選ばないと地まつ毛が抜けやすくなったり、逆に瞼が重たくなった印象になってしまいます。
特に本数をたくさんつける方や、濃いデザインをお好みの方はしっかりと施術者と相談しながら自分に合う施術を選ぶ事が必要です。サロンによって考え方が異なるため、地まつ毛に関係なく、お客様の希望通りに装着したり、グルーの量が多すぎたりすると、施術する度にまつ毛が抜け落ちていき、悪循環になってしまうので、サロン選びや、担当者選びも重要なポイントとなります。
パリジェンヌのデメリット
続いて、パリジェンヌのデメリットについて解説していきます。
目の形によっては似合わない場合がある
一つ目のデメリットは、目の形によっては似合わない場合がある点です。
パリジェンヌは、基本的にカールの緩やかさなどを調整することができません。
そのため、一重さんや奥二重さんなど、まぶたが重めの方は思うようにまつ毛が上がらない可能性があります。
施術する前に、アイリストさんにご自分の目の形に合うかどうか相談してみてくださいね。
サロンによってはお客様の目元に合わせて、パリジェンヌラッシュリフト以外のデザインを選べる場合もあります。まずはカウンセリングでしっかりと相談しましょう。
これまでマツエクをしていた方には物足りない可能性がある
二つ目のデメリットは、これまでマツエクの施術をしていた方には物足りないと感じてしまう可能性がある点です。
マツエクは本数や太さも選べるため、華やか派の方でも自分好みのデザインを選ぶことができます。
しかし、パリジェンヌは地まつ毛を活かした施術なので、まつ毛をパッチリ見せることはできてもボリュームアップすることはできません。
まつ毛を華やかに見せたい場合は、ボリュームタイプのマスカラをつけるなどの工夫が必要でしょう。
マツエクはこんな方におすすめ
マツエクとパリジェンヌのメリット・デメリットについて解説してきました。
ここまでの説明を踏まえ、マツエクとパリジェンヌがそれぞれどんな方におすすめなのかをご紹介します。
まずはマツエクがおすすめな方から解説していきます。
華やかなデザインを楽しみたい方
先ほどから何度かお話している通り、マツエクの最大のメリットは、自分好みに合わせてデザインを選べる点です。
そのため、地まつ毛では作り出せないゴージャス感のあるまつ毛に仕上げたい方には、マツエクの方がおすすめです。
最大で200本ほどエクステを装着することができるので、お好みのボリューム感に合わせて本数を選んでみてくださいね。
地まつ毛の量や長さにお悩みの方
マツエクでは、地まつ毛の本数が少なかったり、長さが短い場合でもエクステを装着することができます。
そのため、まつ毛にお悩みを抱えている方は、マツエクの方が向いているといえるでしょう。
「長さは欲しいけどナチュラルに仕上げたい」という場合は、本数やマツエクのカールによって調整することができますよ。
施術前にアイリストとしっかりと相談して、デザインを決めてくださいね。
パリジェンヌはこんな方におすすめ
続いて、パリジェンヌがおすすめな方をご紹介します。
ナチュラル派の方
パリジェンヌは地まつ毛を活かした施術なので、ナチュラルさを残しながらまつ毛を魅力的にみせることができます。
そのため、出来るだけナチュラルな目元に仕上げたい方にはピッタリのアイラッシュ技術です。
「まつ毛を盛りたいというよりも、地まつ毛を綺麗にみせたい」という方にはパリジェンヌがおすすめですよ。
地まつ毛へのダメージを抑えたい方
先ほど説明した通り、パリジェンヌの施術にはダメージがかかりにくい化粧品登録されたセッティング剤が使用されます。
さらに、マツエクのように地まつ毛に重さがプラスされることもないので、かなりダメージの少ない施術方法といえるでしょう。
地まつ毛への負担を極力抑えながら、パッチリとした印象のまつ毛にしたい方はパリジェンヌを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、マツエクとパリジェンヌの違いについて解説してきました。
大きな違いは、エクステを装着するかどうかです。
まつ毛の印象を思い切り変えたい場合はマツエク、地まつ毛を活かして綺麗にみせたい場合はパリジェンヌがおすすめです。
ご自分のまつ毛の状態や理想の仕上がりイメージに合わせて、あなたにピッタリの施術方法を選んでみてくださいね。