「パーマをかけたまつ毛がばらついてしまう」
「まつ毛がキレイにまとまらない」
「せっかくまつ毛パーマをかけたのに、すぐにカールが取れてしまう」
このような悩みを抱えている人はいませんか?
今回は、まつ毛がばらついてしまう原因や、キレイな状態のまつ毛パーマをキープするコツをご紹介します。
記事の後半では、まつ毛がばらついてしまった際の対処法についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
まつ毛がばらついてしまうのはどうして?
まずは、パーマをかけたまつ毛がばらついてしまう原因についてご紹介します。
まつ毛のばらつきには、以下の4つの原因が考えられます。
- 毛周期によりまつ毛の長さに差が生じている
- まつ毛の生え方にクセがある
- 生活習慣によりまつ毛にダメージを与えている
- 施術過程によるもの
それでは、順番に詳しく解説していきます。
毛周期によりまつ毛の長さに差が生じている
毛周期とは、毛が生え変わるサイクルのことです。
個人差はありますが、まつ毛の毛周期はだいたい3週間から4ヶ月前後だといわれています。
すべてのまつ毛が同じタイミングで生え変わるわけではないので、施術から数週間経過すると、まつ毛の長さに差が生じてしまいます。
その結果、まつ毛が短くカールがかかっていない箇所がスカスカに見えてしまうのです。
まつ毛パーマの施術ペースは、1ヶ月から1ヶ月半ほどが推奨されているため、ばらつきが目立ち始めたらパーマのかけ直しを検討するとよいでしょう。
まつ毛の生え方にクセがある
人によっては、まつ毛の生え方が原因でばらつきが出てしまうことがあります。
剛毛や猫っ毛など、髪質は人それぞれ異なりますよね。
それと同じで、まつ毛の質も人によってさまざまです。
一般的に、まつ毛の毛質が細く柔らかい人は、うねりやすい傾向があるといわれています。
また、まぶたの形や毛穴の向きによって、まつ毛がばらついてしまうケースもありますよ。
すっぴんのまつ毛がいつも1本だけ違う方向に向いてしまう場合は、毛穴の向きが原因の可能性が高いでしょう。
生活習慣によりまつ毛にダメージを与えている
一部分だけパーマが取れてしまいばらつきが目立つ人は、生活習慣によりまつ毛にダメージを与えていることが原因かもしれません。
まつ毛パーマは、水や擦れに弱いため、少しの刺激でもカールが取れやすくなってしまいます。
特に、濡れたまま長時間放置したり、うつ伏せで寝たりしている人は注意が必要です。
また、サウナやヨガなどでよく汗をかく人もパーマが取れやすい傾向にあります。
キレイなまつ毛を長くキープしたい場合は、できるだけまつ毛に負担をかけないよう心がけましょう。
施術過程によるもの
なかには、施術後すぐからカールのかかり方にばらつきを感じてしまう人もいるでしょう。
上記のようなケースは、施術過程が原因でまつ毛にばらつきが生じている可能性が高いです。
まつ毛パーマは、専用のパーマ剤とロッドを使ってまつ毛にカールを定着させる施術です。
人によってまぶたの形やまつ毛の長さは異なるので、使用するロッドが合っていないとまつ毛が均等に上がりにくくなってしまいます。
また、パーマ剤を根元からしっかりと塗れていなかったり、量が足りていなかったりする場合も、まつ毛が十分に上がりません。
施術過程によってまつ毛がばらついてしまう場合は、サロンに相談すれば解決するケースが多いので、施術前にしっかりカウンセリングしてもらいましょう。
キレイなまつ毛パーマをキープするにはどうしたらいいの?
ここまでまつ毛にばらつきが出てしまう原因を解説しました。
では、キレイなパーマをキープするにはどうしたらよいのでしょうか?
ここからは、まつ毛パーマを長持ちさせるコツをご紹介します。
できるだけ長くキレイなまつ毛を保ちたい人は、ぜひ参考にしてください。
施術当日はできるだけまつ毛を濡らさない
まつ毛パーマをキレイに保つうえで最も重要なのは、施術当日はまつ毛を濡らさないようにすることです。
まつ毛パーマは、カールを定着させるのに3〜4時間ほどかかるといわれています。
そのため、施術後すぐにまつ毛を濡らしてしまうと、薬剤が定着せずにカールのつきが甘くなってしまうのです。
施術当日は洗顔やクレンジングを控え、できるだけ水に濡らさないように心がけましょう。
まつ毛美容液を使用する
キレイなまつ毛を保つには、まつ毛美容液を使ったケアも効果的です。
まつ毛にハリやコシがなくなると、まつ毛が抜けやすくなったり、スカスカに見えたりする原因になります。
毎日こまめに美容液を塗ることで、まつ毛を保湿してパサつきを防ぐ効果が期待できますよ。
サロンで購入できるアイテムから、市販で買えるリーズナブルなものまであるので、自分に合ったまつ毛美容液を探してみてくださいね。
ビューラーを使わない
「まつ毛をもっとクリンとカールさせたい!」という思いから、パーマをかけたまつ毛にビューラーをしたくなる人もいるでしょう。
しかし、基本的にまつ毛パーマにビューラーは併用できません。
せっかくかけたパーマが、ビューラーをすることで取れてしまったり、カールがまだらになったりするからです。
また、パーマをかけたあとのまつ毛は、薬剤で傷んでしまっている状態です。
そんなデリケートなまつ毛にビューラーをしてしまうと、さらにダメージが与えてしまい抜け毛の原因になりかねません。
カールが取れてきてどうしてもビューラーをかけたいときは、ホットビューラーの使用がおすすめです。
ホットビューラーであればまつ毛の根元だけに熱を与えられるので、ダメージを抑えながらカールをつけることができますよ。
まつ毛がばらついてしまったときの対処法
最後に、まつ毛がばらついてしまったときの対処法を2つご紹介します。
自宅で簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてください。
コームで整えて冷風を当てる
1つ目は、コームで整えて冷風を当てる方法です。
一番ポピュラーなやり方で、まつ毛へのダメージも少ないといわれています。
まつ毛専用のコームを使い、優しく毛流れを整えましょう。
このとき、何度もコームを通してしまうと摩擦でまつ毛が傷んでしまうので注意が必要です。
コームで整えるだけでもばらつきが抑えられますが、最後にドライヤー等を使い軽く冷風を当てると、さらにまとまりがアップします。
マスカラを塗る
2つ目は、マスカラを塗る方法です。
マスカラは、まつ毛を長く見せたりボリュームアップしたりするだけでなく、まとまりを出す効果も期待できます。
使用する際は、まつ毛の根元を優しく押し上げるイメージで塗ると、カール感がアップしますよ。
クレンジングでカールが取れてしまうのを防ぐため、できるだけお湯落ちOKのマスカラを選ぶのがおすすめです。
まとめ
今回は、まつ毛パーマをしたあとまつ毛がばらついてしまう原因や、対処法について解説しました。
まつ毛がばらついてしまう原因には、以下の理由が考えられます。
・毛周期によりまつ毛の長さに差が生じている
・まつ毛の生え方にクセがある
・生活習慣によりまつ毛にダメージを与えている
・施術過程によるもの
まつ毛へのダメージを抑えたり、美容液などを使ってホームケアしたりすることで、まつ毛パーマのもちがアップしますよ。