マツエクは平均してどれくらい持つの?
マツエクの平均的な持ちは約3~4週間です。
2週間ほどは綺麗な状態が続きますが、それ以降はパラパラと取れやすくなります。
ただし、最近では、BIND LOCK®︎や、LEDiLashなど、持ちがいい技術もあります。
外れる理由は2つあり、エクステをつける時に使う接着剤であるグルーの劣化によりエクステだけ徐々に外れます。
もう1つはまつ毛の周期による生えかわりです。
約3~4週間かけて、まつ毛が抜ける時にマツエクも一緒に外れる場合があります。
マツエクを長持ちさせる方法
マツエクを長持ちさせるには、どのような方法があるのでしょうか。
その方法をご紹介します。
持ちがいいデザインを選ぶ
まず長持ちしやすいデザインを選びましょう。
持ちがいいデザインとは、自身のまつ毛に近いエクステを使用したものです。
素材、長さ、太さ、カールをそれぞれ説明します。
まつげに負担の少ない素材を選ぶ
まつ毛に負担の少ない毛質を選ぶと、マツエクの持ちは良くなります。
華やかな目元にしたい時は、どうしても長くて太めのエクステを選びがちです。
しかし、そのようなエクステは取れやすいだけでなく、地まつ毛も傷んでしまいます。
最近は軽量化されたものが増えており、まつ毛に優しいエクステがあります
代表的なものは3つあります。
【フラットラッシュ】
フラットラッシュは、厚さが薄めのシングルラッシュになります。
昔ながらのセーブルラッシュの半分以下の重さになるので、まつ毛への負担がかなり軽減されます。
またエクステをつけることが難しかったようなまつ毛にも施術できたり、今までより太いものをつけることができたりとボリュームアップしやすい毛質です。
【ボリュームラッシュ】
ボリュームラッシュはまつ毛1本に対してエクステを2~6本の束状にしてつけていくものです。
太さは0.05~0.07mmの極細のものを使用します。
通常のシングルラッシュ0.15mmとボリュームラッシュ8本程度が同じ重さになるほど、1本の重さはとても軽くなっています。
地まつ毛の太さに合わせて束を作って装着するので、まつ毛への負担を最小限に抑えながらボリュームを出すことができます。
9~11mmの長さがおすすめ
持ちを良くするエクステの長さは、9~11mmが最適です。
日本人のまつ毛の長さの平均は6.8mmなので、地まつ毛より2~4mm長めのエクステになります。
あまり長すぎても取れやすくなるので、地まつ毛より少し長いものを選びましょう。
地まつ毛に近い太さが相性が良い
持ちの良い太さは0.15mmになります。
マスカラを塗ったようなボリューム感を出すことができ、一番人気の太さです。
日本人のまつ毛の太さの平均は0.1~0.15mmなので、地まつ毛に近い太さになります。
またナチュラルにしたい方は、0.1mmや0.12mmなどの細めを選ぶと良いでしょう。
エクステの太さが細いほど、地まつ毛への負担は少なくなります。
緩めのカールがベスト
カールにはJカールやCカール、CCカールなどたくさんの種類があります。
その中でも地まつ毛に近い緩めのJカールだと、接着面が多くなるので取れにくいです。
逆にCCカールなどの強めのカールになると接着面が少なくなり、取れやすくバラつきも出てきます。
Cカールくらいまでだと接着面は多いので、問題はないでしょう。
マツエクをつけてない時にビューラーをする人は、Cカールでくるんとしながら、適度な太さや長さでバランスを見ながら持ちが良くなるようにしましょう。
クレンジング・洗顔時の注意点
マツエクをつけた後はクレンジング・洗顔時を1番注意しなければいけません。
具体的に説明します。
施術当日は入浴を6時間程度は避ける
施術をした当日は、最低6時間はまつげを濡らさないようにしましょう。
ただし、接着剤によっては1時間で完全硬化の物もあったり、接着剤によって異なるので施術者に確認しましょう。
接着剤であるグルーは表面上乾いて見えますが、中までしっかり乾くのに24時間かかります。
さらに時間をあけずにお風呂に入るとグルーが揮発し、空気に溶けて目に入る場合があります。
また施術後3日ほどはサウナやホットヨガ、水泳やスチーマーなどで大量の水分や蒸気にさらすことも控えましょう。
摩擦に弱い性質
マツエクで使用されている接着剤は、摩擦に弱い性質を持っているので、メイクを落とすときは横に擦って落とさず、縦に撫でるように落としましょう。
また衝撃に弱いため、洗顔の時はシャワーをかけないように注意しましょう。
クレンジングの種類に注意
接着剤の中には、オイルクレンジングOKの物やNGの物があるので、装着前には使用する接着剤の特性をしっかりと理解して、クレンジング剤を選びましょう。
市販のクレンジングで、マツエクと相性の悪いものもあるので、サロンでクレンジングを購入する事もオススメです。
マスカラはお湯で落ちるものを使う
マツエクをつければマスカラを使うことは少なくなりますが、下まつげなどに塗る場合はお湯で落ちるものを使いましょう。
また、少なくなりかけた時に上まつ毛に塗る場合は必ずマツエクにも使用OKな物を選びましょう。
入浴後のケアも大事
入浴後のお手入れも大切です。
入浴後はすばやく乾かす
入浴後、まつ毛を濡れたままにしておくのはやめましょう。
濡れた状態が続くとグルーの劣化が進み、エクステが外れやすくなります。
ドライヤーの冷風などでしっかり乾かすことが必須です。
スクリューブラシやコームで整える
スクリューブラシやコームを使って、毛流れを整える習慣は必須です。
毛流れを整えることでマツエクがバラつくことを抑え、綺麗な状態を保つことができるからです。
エクステをつけてから時間が経つと、まつ毛が伸び少しずつバラつきが出てきます。
そのバラつきをそのままにしておくと、癖がついて元の綺麗な方向に戻りにくくなります。
マツエクをつけた時からブラシを使い、毛の流れを整えることで綺麗な状態を保つことができます。
コーティング剤などもオススメです。
まつげ美容液をたっぷり塗る
マツエクをつけながら地まつ毛のケアをするために、まつげ美容液を使うこともおすすめです。
美容液は根本にしっかり塗れるものが使いやすいため、チップや筆タイプを選びましょう。
また、まつ毛が細い方だとトリートメント成分が入っているもの、短かったり少ない方は育毛成分が入ったものがおすすめです。
寝る体勢は仰向け
寝る時は上を向いた、仰向けの姿勢が最適です。
横を向いて寝るとマツエクが枕に当たって向きがバラバラになり、取れやすくなります。
その他気をつけること
オフとリペアのタイミングを見計らい、施術することで持ちが良くなります。
そちらについても説明します。
メンテナンスをこまめにする
2~3回のペースで付けてるエクステを全てオフして、付け替えましょう。
リペアを繰り返す場合は、普段取れない汚れが蓄積されている場合もあるので、アイシャンプーをするのがオススメです。
アイシャンプーは施術前の前処理で施術に組み込まれている場合もあれば、オプションで選べる場合もあるので、事前カウンセリングで相談しましょう。
ただ毎回オフすると地まつ毛に負担がかかるので気を付けてください。
地まつ毛のケアを定期的に
地まつ毛の状態は、生活習慣やストレス、加齢などで状態が変わってきます。
サロンによっては施術毎に地まつ毛の状態を教えてくれたり、アドバイスをくれる施術者もいます。状態に合わせて育毛剤を使用したり、日々のケアで美容液で栄養分を補給したりして地まつ毛のケアは忘れずに★
まとめ
マツエクを長く持たせる方法はたくさんあります。
まずは長持ちするようなデザイン選びと、つけたあとのケアが大切になります。
特にクレンジングや洗顔、生活習慣のには注意が必要です。
そして今後もエクステをつけれるように、美容液などでしっかり地まつ毛のケアもしておきましょう。