初めてのマツエク!知っておきたい知識をまとめました

そもそもマツエクってなに?

マツエクの正式名称は「まつ毛エクステ」と言います。
人工のまつ毛を自まつ毛に専用グルー(接着剤)を使って、1本1本装着するものです。(現在では地まつ毛1本に対して数本を束にして装着したり、様々な技術があります。)
これによりまつげを長くしたり、ボリュームのある目元に見せることができます。
コンプレックスがある方でも、つけ方によって魅力的な印象になります。

おさえておきたいマツエクの基礎知識

エクステをつける前に基礎知識を知っておきましょう。ここでは最低限知っておくべきことを説明します。

一重や奥二重でもできるの?

一重さんや奥二重さんでもマツエクをつけることはできます。
ただし、地まつ毛の根元部分が瞼に埋もれていたりする場合があるので、瞼に押されて立ち上がりにくかったり、持ちが悪かったりする場合もあります。カウンセリングで瞼の状態など見ながらカールや長さを選ぶといいでしょう。最近ではLカール、LCカール、LDカールなど様々な種類のカールがあります。その方の仕上がりのご希望に応じてそういったカールを使用する事が多いです。まつげがまぶたに埋もれていたりするので、根元はまっすぐで毛先が上がっている緩いカールのエクステがおすすめです。
初めてマツエクをされる方は普段のメイクにもよりますが、ナチュラルメイクの方であれば、ボリュームのあるものより、長さや本数も控えめなものを選ぶと違和感を感じ辛く、自然に仕上がります。

まつ毛パーマとの違い

マツエクと同じくらい人気のまつげパーマがあります。
こちらは地まつ毛にパーマをかけてカールさせる技術で、エクステとは全くの別物です。
逆まつげや下向きのまつ毛に悩んでいる方に向いています。
またパーマをかけてエクステをつけることもできますが、マツエクとの接着面が少なくなり取れやすくなるので注意が必要です。

メンテナンスは月に1回は通いましょう

平均して1ヶ月から1ヶ月半の持ちになるので、月に1回はサロンでメンテナンスを行いましょう。
まつげも周期があるので約1ヶ月の間で、一日4~5本抜けていると言われています。
マツエクを綺麗に保つには、3週間前後でリペア(追加)をすることもおすすめです。
オフは必須ではありませんが、ずっと装着していると根元部分を衛生的に維持するのが難しいので、根元部分の状態を見ながら何回かに1度はオフをしたり、リペアの時にアイシャンプーをしてまつ毛の根元を清潔に保ちましょう。
また洗顔後に水で濡れたままにしておくと持ちが悪くなるので、ドライヤーの冷風で乾かすようにしてください。

初めてでも安心するサロンの選び方

サロン選びには口コミなどを参考にして、カウンセリングが充実しているかチェックします。
デザインの選び方や施術後の注意点などを、相談できるサロンが安心できます。
施術者は美容師免許が必須なので、免許を持っているかの確認もしておきましょう。

初めての場合は特に、平均的な金額のお店を選ぶのが安心です。
地域やサロンにもよりますが、価格は5,000円~8,000円が相場になっています。

初心者でも始めやすいデザイン

初めてマツエクをつけるにはどのようなデザインが良いのでしょうか。
おすすめの本数、長さ、太さ、カールについて説明します。

初めての方の本数の目安

マツエクを初めてつける方は、まず両目で80本程度がおすすめで自然な仕上がりになります。
以下は本数別の印象になります。(太さ0.15mmでのイメージ。地まつ毛の太さや濃さによっても見え方は異なります。)

80本(両目)ナチュラル初心者におすすめ
100本(両目)パッチリ派手になりすぎない
120本(両目)ボリュームアップ上品な仕上がりになり、メイクの時間短縮にもなる
140本(両目)ゴージャスキュートな目元、セクシーな目元の両方が可能
160本(両目)しっかりメイクする人におすすめつけまつげをつけているような仕上がり

本数が増えれば増えるほど、しっかりとした目元になります。
長さは「自まつ毛とのバランス」が大事
短すぎるとあまり変化が出ません。

初めてで派手になるのが怖い方は地まつ毛より少し長めを選ぶといいでしょう。
自然に見せることができる長さの目安は9~11mmです。

細めのエクステだと自然な仕上がり

サロンによりますが、「0.1mm、0.12mm、0.15mm、0.18mm、0.2mm、」くらいの太さの種類があります。
太いまつ毛の方が存在感はありますが、まつ毛が下がったり、負荷がかかったり、取れやすくなったりします。
女性の平均的なまつげの太さは0.1mm~0.12mmなので、同じくらいの太さだとナチュラルな印象です。
マスカラを塗ったような雰囲気にしたいときは、0.15mmが良いでしょう。

カールの種類について

カールによって全く印象は変わってきます。

Jカールをつけると地まつ毛が多くなったように見え、一番自然な仕上がりです。
普段からすっぴんやナチュラルメイクをしているという方に向いています。
JCカールはJカールにややカールがかかった感じで、自然なカール感でさりげなく、大人っぽいナチュラルな目元がお好きな方にオススメのカールです。
Cカールはビューラーを使ったようなぱっちりとした目元になり、メイクの時間短縮にもなります。
可愛らしい雰囲気にしたい方におすすめです。
CCカールは人形のような見た目になり、よりゴージャスな見た目になります。
ビューラーを使っても、カールがキープできないという方にも良いでしょう。

その他、Lカールなどは、日本人に多い下向きのまつ毛にオススメのカールになります。根元を立ち上げて見せたい方にはオススメです。

初めての方は、まずはじめに自分のまつ毛の角度に応じてカールを選ぶ事が重要になります。同じカールでも、地まつ毛の角度により見え方が全然変わってきます。

マツエクの注意点

エクステをつけた後は、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
最も気をつけなければならない3点をご紹介します。

施術後のクレンジング・洗顔時に気をつけること

一番注意すべき点はクレンジングと洗顔です。
施術当日は接着剤が完全に固まってない状態なので、使用する接着剤(グルー)にもよりますが、施術後1時間〜6時間は洗顔を控えましょう。
また接着剤は今はオイルクレンジングOKの物が多くなってきていますが、使用する接着剤の説明をしっかり聞いた上で、油分に弱い物であればオイルクレンジングは避け、マツエク専用のクレンジングを使用しましょう。
接着剤の特性として、横の衝撃に弱いので、洗う時には横に擦らず、縦に撫でるようにして優しく洗いましょう。

施術前にメイクやコンタクトはどうするべき??

サロンに行くときは、メイクはせずにコンタクトは外しておく方が良いでしょう。
アイメイク以外のお化粧はしてても大丈夫ですが、まつ毛に何もついてない状態がベストです。
もしお仕事帰りなどでサロンに行っても、メイク落としが用意されてたりするので目元だけ落として施術に入ることもできます。
日常的にコンタクトは使用できますが、施術時は外すことが必須です。
当日はメガネか裸眼、コンタクトケースを持参しておきましょう。

美容液をしっかり塗る

マツエクの持ちを良くするには健康なまつ毛である事が必須です。毛周期が整っていなかったり、細くて弱い毛だと装着する事が難しく、希望のデザインが出来なかったり、早くに抜け落ちてしまい長くマツエクを楽しむ事が出来ません。
ケアとしてまつ毛美容液をしっかり塗りましょう。
美容液には種類があり、まつ毛に塗るタイプと根元部分に塗るタイプがあります。商品によって使用方法が異なりますので担当のスタッフから説明を受けてご使用下さい。育毛剤タイプは特に注意が必要です。

まとめ

マツエクは目元を華やかにするだけでなく、メイクの時短にもなります。
初めての時はサロン選びがポイントとなりますが、しっかりカウンセリングをしてもらい自分に合ったデザインでエクステをつけてみてください。
一昔前のように、マツエクを付けたら派手になる!まつ毛が抜けてボロボロになってしまう!といった事はありません。ですが、装着方法や無理なデザインにしてしまうと地まつ毛を傷めてしまい、長く楽しむ事が出来なくなります。なので、初めての時はサロン選びがポイントとなり、しっかりカウンセリングをしてもらい自分に合ったデザインでエクステをつけてみてください。

正しい知識を身に付け、施術前後の注意点やケアに気をつけて素敵な目元にしましょう。

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