マツエクは下まつげにつけられるの?
今では当たり前になったまつげエクステですが、上まつげだけでなく下まつげにもつけれるってご存じでしたか?
「下まつげにマツエクってつけられたんだ!」
「どういう印象になるの?」
「どんなメリットがあるの?」
そんな風に思っている方に、下まつげにマツエクをつけた時の良し悪しやデザインなどをご紹介します。
下まつげにマツエクをつけたらどうなるの?
マツエクをつけると目がぱっちりと大きく見え、メイクをしているように華やかに仕上がります。
下まつげは上まつげより長さが短く本数も少ないので、数本つけるだけで目立って見えます。
その結果、目元がはっきりしてよりいっそう女性らしい印象を作ることができます。
マツエクを下まつげにするメリット
下まつげにエクステをつける場合、メリットもデメリットもございます。
ここではまずメリットから紹介していきます。
アイライン・マスカラをしたように華やかに見える
地まつ毛自体にすき間があると、目元の印象が薄くぼんやりと見えてしまいがちです。
エクステはそのすき間を埋めてくれるので、アイラインを引いたようにくっきりと見えます。
またマスカラを塗ったようなボリュームが出ることも、特徴の1つです。
目元が大きくはっきりと見え、まるでアイメイクをしているように見える効果があります。
立体感がでて小顔効果アップ
顔全体で目元の占める割合が大きくなり、小顔効果がでます。
目が縦に強調され目の重心が下がるので、童顔に見られやすく若々しくなります。
さらに鼻や口の距離も近くなるので、面長さんのパーツ補正にも繋がります。
また自然な陰影ができて立体的になり、顔のバランスを整えることも可能です。
マスカラが滲まず時短メイクができる
下まつげは汗や涙の影響を受けやすい場所です。
ところがエクステをつけるとマスカラをつける必要が無くなるので、パンダ目などのメイクが崩れることを防げます。
メイク直しの時間が取りにくい方や汗をかきやすい方でも、水に強いマツエクならマスカラが滲むなどの心配が無くなります。
さらにすっぴんでも目元がはっきりしてるので、スポーツをしたり温泉に行かれる方にもおすすめです。
またマスカラを省くことでメイクの時間短縮にもなり、アイシャドウを軽く塗るだけできちんとメイクしているように見えます。
黒目を強調したりタレ目にも見せれる
つける場所や本数、長さによって目元の印象を変えることができます。
目の真ん中を長くすると、黒目がちになりぱっちりとした可愛い目元になります。
タレ目に見せたい方は目尻を長く、ボリュームを出すつけ方が良いでしょう。
マツエクを下まつげにするデメリット
残念ながら下まつげのマツエクにはデメリットもございます。
上まつげと比べ持ちが悪い
下まつげのマツエクは上まつげより取れやすいです。
下まつげは細く短いまつげが多いため、マツエクとの接着面が少ないからです。
地まつ毛と長さの差が出なくするほど、長持ちします。
また寝る時の姿勢も影響します。
横向きで寝ると枕に触れて取れやすくなるので、仰向けで寝るように意識しましょう。
クレンジングの時は特に注意する
メイクを落とす時は上まつげ同様に注意が必要です。
エクステ自体が摩擦に弱いので、こすったり触りすぎると取れてしまいます。
マツエク専用のクレンジングを使用し、まつげの生え際から毛流れに沿って力を入れずメイクを落とします。
それでも目のキワやマツエクが気になる場合は、綿棒などで優しくふき取るようにしましょう。
上向きの下まつげはつけることが難しい
逆まつげなどはエクステをつけることができない場合があります。
基本的に下まつげは下に向いていますが、逆まつげは根元から上に向いています。
マツエクをつけると逆まつげが強くなったり、目の中にまつげが入る可能性があり目を傷つける場合があるからです。
アイリストの技術力が必要
下まつげにエクステをつける施術は、アイリストの技術力が必要です。
産毛との見極めが難しく繊細な作業になります。
さらに施術後に上まつげと接触しないようにしなければいけないので、装着箇所やバランスも見極めが必要となります。
また、施術時のテープの留め方なども安全性が重要になって来ますので、安全な技術を持ったサロン選びが重要になってきます。
そのため、下まつげに施術ができるサロンが限られるのです。
下まつげにぴったりなデザイン
下まつげのマツエクデザインは、どのように選んだら良いのでしょうか。
本数、カール、長さ、太さについてそれぞれおすすめをご紹介します。
本数は両目で30~40本
日本人の下まつげの本数は、平均して両目で約40本前後です。
地まつ毛の状態や目の幅などによっても変わりますが、ボリュームアップしたい時は両目で30~40本がおすすめになります。
ナチュラルに仕上げたい場合は10~20本です。
最適なのはナチュラルなJカール
一番適しているのはJカールです。
下まつげは下を向いて生えているので、一番緩いカールでも充分つけた感がでます。
しかし、少し上向きに生えてる方や逆まつげの方は少しカールの強いタイプが良いでしょう。
緩めのカールをつけるとマツエクが目立たなかったり、上まつげとくっつきやすくなったりします。
地まつ毛と同じくらいの5~7mmがおすすめ
平均的な下まつげの長さは5~6mmと言われているので、地まつ毛と同じ長さか1mm長いエクステが良いです。
あまり長すぎると地まつ毛に負担がかかり取れやすくなるので、アイリストの方に相談してつけるようにしましょう。
太さは0.15mm以下を選びましょう
マツエクの太さは0.1~0.15mmくらいで、地まつ毛に近い太さがおすすめです。
0.18mmや0.2mmなどの太さは派手な印象になります。
さらにエクステが取れたり、まつげが抜ける原因にもなります。
場所によってはまつげが細い場合もあるので、エクステの太さをミックスしてまつげの負担を減らしましょう。
上下のまつげが絡まった時の対処法
マツエクをつけるとまばたきをするたびに、上下のまつげがくっついたり絡まることがあります。
パターン別にこのような時の対処法をご紹介します。
上下ともにマツエクをつけている場合
一般的に目頭・目尻の部分は上まつげは下がり、下まつげは上がって生えています。
それによってマツエクの根元が絡まり、引っかかりやすくなります。
まつげの目頭・目尻にエクステをつけると絡んでしまう場合は、デザインを一度ご相談ください。
上まつげよりも、下まつげのキワにつけない方がバランスの良い仕上がりになります。
上はマツエクで下はマツエク無し
上まつげだけマツエクをつけていて、下まつげとの絡みが気になる場合は、上まつげのカールを強くすると良いでしょう。
目を閉じた時に下まつげとの接触面を減らすことで、マツエクと引っ掛かりにくくなります。
下まつげにまつげパーマをかけるのもアリ
まつげパーマをかけることも、1つの方法です。
特に逆まつげなど下まつげが上に向かって生えている方は、普段から上まつげと絡みやすい状態です。
そのためパーマをかけるとまつげが下を向くので、絡みにくくなります。
さらにまつげの存在感が出て華やかさが増します。
まとめ
下まつげにマツエクをつけることは可能です。
下まつげにつけることによって上下のまつげが絡まりやすくなったり、持ちがあまり良くないというデメリットがあります。
ですが小顔効果や時短メイク、ぱっちりした目元になるなどのメリットもたくさんあります。
下まつげのエクステは必ず必須というわけではありませんが、気分を変えたい時や華やかにしたい時などおすすめです。