目元を印象的に見せてくれるまつ毛パーマ。
毎日のメイク時間を短縮することができる美容施術として、若い女性を中心に人気のアイラッシュメニューです。
そんな人気のまつ毛パーマですが、「思ったよりも綺麗なカールがかからない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
今回は、まつ毛パーマがかかりにくい原因について徹底解説していきます!
記事の後半では、まつ毛パーマがかかりすぎてしまうケースの原因についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
まつ毛パーマがかかりにくい原因
まつ毛パーマがかかりにくい原因として、以下の5つのケースが考えられます。
①まつ毛が太すぎる
②まつ毛が細すぎる
③まつ毛が柔らかい
④カールの種類が合っていない
⑤タンパク質が不足している
それでは、順番に解説していきます。
まつ毛が太すぎる
1つ目は、まつ毛が太すぎるケースです。
一般的に、太いまつ毛は健康的なイメージがあるため、意外だと感じる方も多いでしょう。
まつ毛パーマの施術方法は、専用のパーマ剤をまつ毛に浸透させてカールをつけるという方法です。
そのため、太すぎるまつ毛だとパーマ剤が十分に浸透せず、思うようにまつ毛が上がらなくなってしまいます。
施術を数回繰り返すことでまつ毛のキューティクルが崩れるため、パーマがかかりやすくなりますよ。
ただし、短期間に何度もパーマを行うとまつ毛にダメージがかかってしまうため、推奨頻度を守って施術を受けてくださいね。
まつ毛が細すぎる
2つ目は、まつ毛が細すぎるケースです。
先ほど「太すぎるまつ毛はパーマがかかりにくい」とご紹介しましたが、あまりに細いまつ毛もパーマがかかりにくい傾向があります。
細いまつ毛は、内部組織が綺麗につまっている状態です。
そのためパーマ剤が入り込めず、しっかりと浸透しにくいのです。
太いまつ毛と同様に、施術を繰り返すことで内部組織が破壊されるため、パーマがかかりやすくなります。
まつ毛が柔らかい
3つ目は、まつ毛が柔らかいケースです。
一般的に、柔らかいまつ毛はパーマがかかりやすいと言われています。
しかし、まつ毛にハリやコシがなく固定する力が弱いため、カールの持続力は低くなってしまいます。
施術したては綺麗にカールがついても、数日ですぐにカールが取れてしまうという方は、まつ毛が柔らかすぎることが原因かもしれません。
いつもよりカール感を強めにすることで持続期間を伸ばすことができるので、担当のアイリストさんに相談してみてください。
カールの種類が合っていない
4つ目は、カールの種類が合っていないケースです。
まつ毛パーマに使用するロッドは、種類が豊富です。
ロッドによって仕上がりの印象が大きく異なるため、ロッド選びはかなり重要な工程です。
まつ毛や目の形に適したロッドを使用しなければ、思うようにパーマがかからず、綺麗なカールがつけられないことがあります。
いつも使用しているロッドで上手くカールがつけられないのであれば、他の種類を試してみるのもおすすめです。
タンパク質が不足している
5つ目は、タンパク質が不足しているケースです。
まつ毛パーマは、タンパク質の還元・酸化作用を利用した施術です。
つまり、タンパク質はまつ毛パーマをする上でなくてはならない材料なのです。
そのため、まつ毛のタンパク質が不足していると、どんなに強いパーマ剤を使用したとしても、思うようにカールをつけることができません。
タンパク質が減少してしまう原因は、食事や睡眠などの生活習慣、毎日のビューラーなどが挙げられます。
すぐに改善するのは難しいので、タンパク質が多めの食事を摂ったり、まつ毛へのダメージを抑えたりすることを心がけましょう。
まつ毛パーマがかかりすぎてしまう原因
ここまで、まつ毛パーマがかかりにくい原因をご紹介しましたが、反対に「まつ毛パーマがかかりすぎてしまう」とお悩みの方もいるのではないでしょうか?
ここからは、まつ毛パーマがかかりすぎてしまう原因をご紹介します。
まつ毛が細く傷んでいる
1つ目は、まつ毛が細く傷んでいるケースです。
細く傷んでしまったまつ毛は、キューティクルが壊れた状態なので、パーマ剤が浸透しやすくなります。
また、ハリやコシが不足しているまつ毛も上がりすぎてしまう可能性が高いですよ。
何度もまつ毛パーマを繰り返していると、パーマがかかりやすい傾向があるので、2回目以降の施術を検討している方は注意してください。
ロッドが合っていない
2つ目は、ロッドが合っていないケースです。
先ほどもお話したとおり、まつ毛パーマにおいてロッドの選び方はとっても重要です。
地まつ毛の長さに合っていないロッドを使用すると、不自然な仕上がりになってしまいます。
また一般的に、小さすぎるロッドを使うとカール感が強い仕上がりになります。
施術前にしっかりとカウンセリングを受け、自分の目の形やまつ毛の長さにあったロッドを選んでくださいね。
パーマ液を浸透させる時間が長すぎる
3つ目は、パーマ剤を浸透させる時間が長すぎるケースです。
パーマ剤を塗ってから、浸透させるための時間が長すぎるとカールが強くつきすぎてしまうことがあります。
また、長くパーマ剤を放置することで、まつ毛へのダメージが大きくなるというデメリットもあります。
まつ毛パーマがかかりすぎたときの対処法
ここまで、まつ毛パーマがかかりすぎてしまう原因について解説しました。
まつ毛のコンディションを見極めてカールを調整するのは、難しいと感じた方も多いでしょう。
ここからは、まつ毛パーマがかかりすぎてしまった際の対処法を3つご紹介します。
思ったよりもまつ毛が上がりすぎてお困りの方は、ぜひ試してみてください。
蒸しタオルを当てる
1つ目は、蒸したタオルを当てる方法です。
まつ毛パーマは、熱や湿気に弱い性質があります。
特に、施術当日はカールが取れやすいため、施術後早めに行うと良いですよ。
即効性はありませんが、まつ毛への負担を抑えながらカール感を弱めることができるので、気軽に試せる方法を探している方におすすめです。
目元専用のリムーバーで洗う
2つ目は、目元専用のリムーバーを使う方法です。
目元専用のリムーバーとは、本来マスカラなどのアイメイクを落とすために使用します。
通常のクレンジングよりも洗浄力が高いため、まつ毛に付着している薬剤を落とすことができます。
施術当日であれば、パーマ剤がまつ毛に定着していないため、より綺麗に取れやすいでしょう。
あまりゴシゴシ擦ってしまうとまつ毛に負担がかかってしまうので、コットンを使って優しく落としてくださいね。
まつ毛パーマをかけ直す
3つ目は、まつ毛パーマをかけ直す方法です。
紹介した2つの方法でカールが上手く取れない場合は、もう一度まつ毛パーマをかけるのも効果的です。
パーマのかかり具合にもよりますが、太めのロッドを使うと緩やかなカールに直すことができますよ。
ただし、期間をあけずに何度もパーマをかけると、まつ毛への負担が大きくなってしまうので注意が必要です。
自分のまつ毛の状態に合わせて、検討してみてくださいね。
まとめ
今回は、まつ毛パーマが綺麗にかからない原因について解説しました。
まつ毛パーマのかかりやすさは、まつ毛の太さや柔らかさによって異なります。
パーマ剤を浸透させる時間を調節したり、ロッドのサイズを変更したりすることによって改善が期待できますよ。
まつ毛パーマが綺麗にかからないとお悩みの方は、ぜひ試してみてください。